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TOP > デスクコラム > 4   まっこと熱いぜよ、倉敷は!(2009/05/15)

4   まっこと熱いぜよ、倉敷は!

5月15日(金) 00:00

◇「燃えにくい」「冷めている」…。岡山の県民性を指して、そんな言われ方をすることがあります。20年以上前、岡山県自ら「燃えろ岡山」のキャッチフレーズで、県民運動を展開したことがありました。「冷めた県民性」を認めたからこそ、と皮肉られたりしましたが…。

◇そんな偏見を吹き飛ばすような、客席と舞台が一つになった熱い光景を今年は立て続けに二つ見ることが出来ました。一つは3月の倉敷音楽祭のメーン、倉敷市芸文館での沖縄の現代版組踊「肝高の阿麻和利」です。中高校生が演じるミュージカルで、熱気あふれる感動的な舞台でした。

◇終幕後、客席はスタンディング・オベーションで応えました。ロックのライブで初めから立ちっ放しという経験はありますが、倉敷で総立ちの観客が拍手する場に居合わせたのは初めてのことでした。演じた中高校生たちもみんな感極まって泣いていたようでした。

◇もう一つは5月12日に倉敷市芸文館で行われた、わらび座ミュージカル「龍馬!」です。薩長同盟から龍馬暗殺までを、質の高い演技と歌、踊りで一気に見せました。そしてカーテンコールでサプライズがありました。主催の市民たちでつくる実行委員会が、パンフレットに挟んでいた青と白の紙が、あちらからも、こちらからも振られ始め、劇のラスト・桂浜に呼応するように、客席全体が見事な海と波になっていく様は感動的でした。

◇主催者側は「恥ずかしがらず、まさかここまで皆さんが振ってくださるとは」と涙されていました。演じた側も「客席にこんなに感動させられるとは」と、号泣した女優さんもいたそうです。事前の公演準備で倉敷に来た際、KCTワイドにゲスト出演してくれた龍馬役の上野哲也さんは、わらび座ブログに土佐弁で書いてくれています。「まっこと熱いぜよ、倉敷は!」