総社市が美術品などを収蔵する総社吉備路文化館の、オープニングイベントとして文化勲章を受章した書家の高木聖鶴さんによる書展が開幕しました。
総社吉備路文化館のオープニングイベントには市の関係者や地域住民などおよそ130人が集まりました。展覧会を前に書家の高木聖鶴さんが「盛大に展覧会をしていただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えました。式典では片岡聡一総社市長や高木聖鶴さんなどがテープカットをして開館記念イベントの開幕を祝いました。展示されたのは高木さんが1973年に書いた日展で特選となった作品など総社市が所有する作品36点です。会場には大勢の人が訪れ高木さんの作品を堪能していました。書が展示された総社吉備路文化館は総社市が岡山県から譲り受けた県立吉備路郷土館を8982万円かけて改修しました。市が所有する美術品を収蔵するほか展示スペースは市民に貸し出したり市の収蔵品などを展示して市民に公開していく予定です。なお、総社吉備路文化館のオープニングイベント「文化勲章受章・高木聖鶴書展」は5月18日(日)まで行われます。