倉敷市は、生活に困っている人を手助けする生活自立相談支援センターをくらしきシティプラザ西ビルに開設しました。
開所式では、倉敷市の三宅英邦副市長が「相談者に寄り添った支援をお願いします」と挨拶。倉敷市生活自立相談支援センターの池田朋宏センター長が「職員一丸となって取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。支援センターは、「生活困窮者自立支援法」が来年4月に施行されるのに伴う国のモデル事業で倉敷市が「社会福祉法人めやす箱」に委託して実施します。相談員は4人が常駐し、生活が苦しい人たちの実態に応じて市や社会福祉協議会などの関係機関と連携し支援を行います。倉敷市では、生活保護受給者ではない困窮者を支援する制度は特になく、対応窓口も一本化されていませんでした。支援センターの開所は、岡山市と総社市に次いで3カ所目となります。倉敷市生活自立相談支援センターは、月曜から金曜までの午前9時から午後5時まで相談を受け付けています。