子どもから高齢者までが一緒になって食卓を囲んで料理と会話を楽しむイベント「いっしょに食べよう2014倉敷ロングテーブル」が、倉敷アイビースクエアで開かれました。
このイベントは、倉敷ロータリークラブやNPO法人食空間コーディネート協会などで作る実行委員会が企画し、今年で3回目を迎えました。まずは、イベントに招待した一人暮らしの高齢者40人と一緒になって、全長20mのテーブルの間で弁当リレーです。しかし、重箱を開けると、おかずだけしか入っていません。そこに、倉敷市児島地区栄養改善協議会のメンバーが手作りしたタコ飯が登場。食卓で分け合います。このような、お互いの会話が弾むことを狙ったサプライズが、随所にちりばめられているのも、このイベントの特徴です。実行委員会では、多くの人が食卓を一緒にすることで絆が生まれ、子どもたちの食育につなげることを期待しています。そして、今回は、県立倉敷鷲羽高校の生徒が、オリジナルのデザート「白玉団子」を用意しました。参加者は、高校生のアイデアが詰まった本格的なスイーツに舌鼓を打ちながら、楽しいひと時を過ごしていました。