倉敷市の福江地区で大規模災害を想定した避難訓練が行われました。
訓練は、震度6強の地震と猛烈な雨で近くの池が氾濫したという想定で行われました。
避難場所となる福江公会堂には対策本部が設置され、緊急連絡網を使って地区住民へ避難勧告を出しました。
避難勧告を受けた住民は19ある地区ごとに一度集合場所にあつまり安否を確認した後、避難所となる福江公会堂へ避難しました。
また訓練では実際にけが人の手当てや簡易担架を使っての搬送なども行われ、災害時の避難方法や救助方法を確認していました。
およそ40分で住民125人が避難を完了しました。
この避難訓練は福江地区自主防災会が東日本大震災の発生を受けて2011年から毎年行っています。
【インタビュー】◆ 福江地区自主防災会森上博之会長
避難後には児島消防署の署員による心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ講習も開かれました。