女流将棋の公式タイトル戦「第22期大山名人杯倉敷藤花戦」の第三局が、倉敷市芸文館で行われ、甲斐智美倉敷藤花が勝利し、初のタイトル防衛を果たしました。
一勝一敗で迎えた甲斐智美倉敷藤花と挑戦者 山田久美女流四段との対局は、振り駒の結果、甲斐倉敷藤花の先手で始まりました。序盤は、相居飛車になり、先手が矢倉、後手は銀冠と囲い、先手が仕掛けて戦いが始まりました。その後も、終始、甲斐倉敷藤花のペースで進行し、そのまま押し切った甲斐倉敷藤花が83手で山田女流四段を下し、タイトル防衛に成功しました.この後、伊東香織倉敷市長から甲斐倉敷藤花に優勝カップが贈られました。