東日本大震災で被災した子どもたちを支援するそうじゃ宮城っ子基金を活用し、6月28日(日)に開催のプロ野球楽天のホームゲームに1500人の子どもたちを招待することなど基金の新たな活用策を発表しました。
総社市では平成23年5月から震災で両親を亡くした宮城県内の中学生以下の子どもに5年間にわたって毎年10万円を支援するそうじゃ宮城っ子基金を設立しました。5年間にわたって79人を支援してきました。基金は市民からの善意により総額で5400万円に上りました。支援金の送付期間の5年を終えましたが基金残高は1200万円ほどあり、宮城県の子どもたちに笑顔と希望を与えられる今後の支援を片岡総社市長と仙台市の奥山恵美子市長で協議をしました。その結果、残高のうち、1000万円を使って6月28日(日)開催のプロ野球楽天のホームゲームをそうじゃ宮城っ子基金デイとし宮城県内の小学生や障害児など1500人を招待するほか、総社市内の少年野球の選抜チームと仙台市の少年野球チームの交流試合を行うことなどを決定しました。残りの200万円は仙台市が取り組む被災した子どもを支援する「杜の都・仙台絆寄付」へ贈ります。被災した子どもへ10万円を贈るそうじゃ宮城っ子基金は一旦の節目となりますが総社市では今後市民の理解を得られれば交流事業に形を変えて継続的な支援をしていきたいとしています。