今年は戦後70年の節目の年です。
水島空襲のあった6月22日を前に、倉敷市の亀島山で、「亀島山地下工場を語り継ぐ会」による地下工場跡の視察が行われました。
亀島山地下工場は、三菱重工業水島航空機製作所が空襲から逃れるために分散疎開させたものの一つです。
参加者およそ30人は2班に別れ、亀島山地下工場を語り継ぐ会のメンバーによる案内で、全長およそ2kmのうち、西側およそ150mを見学しました。
板張り天井を支える支柱の跡や、工作機械を置くために、地面を掘った跡など、当時の面影を残る地下工場を見て回りました。
亀島山地下工場跡の視察は、2010年以来、5年ぶりとなります。