岡山聾学校の生徒が、倉敷工業高校を訪問し、デニム地のダメージ加工などを体験しました。
この交流は、倉敷工業高校と岡山聾学校がもの作りを通して、生徒たちにコミュニケーションを図ってもらおうと去年から行っているものです。今回、倉敷工業高校を訪れたのは、岡山聾学校・高等学部被服科の生徒4人です。倉工ファッション技術科の3年生と一緒にデニム地のダメージ加工を体験しました。聾学校の生徒は、30センチ四方のデニム生地に鑢でダメージを与えました。発色良く、しなやかにするため、水洗いして、乾燥させた後アイロンをかけて仕上げました。また、染色技法の1つシルクスクリーンによるTシャツのプリントにも挑戦しました。倉工の生徒がデザインした型に染料と糊を混ぜたインクを流し、ヘラで伸ばします。生徒たちは、協力して作ったTシャツが完成すると、お互いに笑みをこぼしていました。
【インタビュー】聾学校の生徒ー
【インタビュー】倉工の生徒ー
8月には倉敷工業高校の生徒が聾学校を訪問するなど、今後も交流活動を続けます。なお、岡山聾学校の生徒は、今回学んだ技術を11月に行われる学園祭の展示や販売に活かすそうです。