総社市消防本部では、市内の企業などが参加し、消火器を使った初期消火技術を競う大会が開かれました。
今年は総社市防火協会に加盟する総社市内の事業所から29チーム58人が参加しました。参加者を代表してスマイル保育園の立石有香さんと川建恵理さんが「日ごろの訓練の成果を発揮して安全で正確、かつ、迅速に行動します」と宣誓しました。この大会は、総社市内の企業の防災意識と消火技術の向上を目的として平成9年から毎年開かれています。競技は事務所内の出火を想定して行われ、男女別に2人一組の自衛消防隊が連係して消火活動を展開しました。参加者は火元の確認や119番通報、そして、鉄製の箱の中で燃える火をめがけ消火を行い、訓練の成果を発揮していました。競技の審査は、2人が連係して完全に火を消し止めるまでのスピードや安全性、協調性などを競いました。参加した人たちは開始の合図とともにテキパキとした動きで消火活動にあたっていました。