総社北小学校の児童たちの寄付金を基に作られたヒイゴ池湿地の看板が完成しお披露目されました。
総社北小学校では環境学習の一環としてアルミ缶回収を行っていて、その収益金をヒイゴ池湿地の保全にとヒイゴ池湿地を管理する北の吉備路保全協会に毎年寄付しています。お披露目された看板は平成26年度、27年度の寄付金を基に作られました。大きさは縦85センチ横2メートル50センチで、看板にはヒイゴ池湿地の歴史や生息する動植物が紹介されています。総社市環境水道部の中田暢彦部長が6年生児童40人にお礼を伝えたあと、児童は3つの班に分かれて環境学習としてヒイゴ池湿地で動植物を観察しました。現在、ヒイゴ池湿地には植物が400種類以上、昆虫や動物などは800種類以上生息しています。今はハッチョウトンボやトキソウ、モウセンゴケなどを見ることができ、児童は、総社市環境課の職員から説明を受けながらヒイゴ池湿地の環境について学んでいました。自然観察に続いて、湿地保全のために井戸水を利用していることやこれまでの卒業生が湿地が枯れないようにとポンプを設置したことなど、湿地の水の環境についても説明を受けていました。