玉野市消防本部は、去年12月、用水路に落ちた高齢者を救助した4人と犬1匹に、感謝状を送りました。
この日は、救助活動を行った玉野市東高崎の橋本良美さんと、最初に発見した犬の忠太郎君4歳が玉野市消防本部を訪れ、澤満也消防長から感謝状と記念品が贈呈されました。橋本さんは去年12月6日午後12時30分ごろ、玉野市東高崎の自宅近くで忠太郎君を散歩させていたところ、忠太郎君が突然大声で鳴き続け、水深70cm程の用水路に転落している近くの78歳男性を見つけました。男性は口だけが水面から出ていて意識は朦朧としており、橋本さんがすぐに気道を確保するなど救命措置を行いました。さらに助けを求めたところ、現場のそばにあるナイカイアーキットの従業員井上祐一さん、三宅将生さん、岡武遼佑さんの3人が駆けつけ、男性を用水路から引き上げました。橋本さんは医療業務の経験があり、消防では、転落した男性を毛布でくるむなどの救急活動を迅速に行ったことで、男性は一命を取り留めたとして、評価しました。玉野市消防本部では、人命救助で犬に感謝状を贈ったのは初めてではないかと話しています。忠太郎君はパグとケアンテリアのミックス犬で、実は飼い主を無くして保護されている犬だそうです。預かっている橋本さんは、忠太郎君の勇敢な行動を讃えるとともに、今回の表彰をきっかけに保護犬への理解を深めてほしいと話していました。
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