玉野市議会3月定例会が開会し、黒田晋市長は「未来のために今~たまの魂(プライド)~」をテーマに『市民が誇れる郷土・玉野』の実現を目指すとしました。
3月定例市議会は会期を27日までの26日間とし、222億2千万円の一般会計当初予算案など32議案を上程しました。冒頭、黒田市長は平成29年度の市政運営方針を述べました。地域で活躍する新たな人材育成事業として、市立玉野商業高校へ平成30年4月の工業系学科設置をめざします。また、地元企業と連携したインターンシップや職場見学などの教育活動を推進し、これらの人材推進育成事業として5,200万円と、ふるさとづくり基金積立金から7,500万円を計上しています。公共施設の再編整備では、現、平成博愛会と業務提携を結んでいる市民病院の新病院建設に向けた計画策定としておよそ1,900万円、4月オープンに向けて準備が進められている新図書館、中央公民館の施設管理・運営事業費におよそ1億2,100万円を計上しています。その他、健康増進施策として、健診受診や健康づくり教室に参加するとポイントが貯まる健康マイレージ制度の導入や、玉野競輪で去年から始まったミッドナイト競輪、ナイター競輪が一定の収益効果をもたらしていることから、上期にはすべてのレースをナイター競輪として開催し、夜間開催へ本格参入する計画などを盛り込んでいます。3月定例市議会の一般質問は7日から行われます。