総社中央小学校の児童が学区内にある禅寺宝福寺で座禅を体験しました。
画聖・雪舟のゆかりの地として知られる総社市井尻野の井山宝福寺を訪れたのは、6年生児童53人です。こどもたちは、はじめに小鍛治一圭副住職から手と足の組み方や背筋を伸ばして行う呼吸の仕方などを教わった後、座禅に挑戦しました。緊張をほぐして集中力を高めるため、小鍛治副住職が警策で子どもたちの肩を打っていきます。
小鍛治副住職は、「座禅を行い、落ち着いて心を整えることで、物事の正しい判断ができるようになる。ぜひ、今後も続けてほしい」と話しました。
【インタビュー】児童
総社中央小学校横山昌弘校長
総社中央小学校では地元の歴史を学ぼうと、2年前から座禅体験をしています。子どもたちは、冷たい風の吹く中40分間にわたり精神を集中し、4月から始まる中学校生活への気持ちを新たにしていました。