文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定を受けている清心女子中学校の生徒が、清心女子高生に指導を受けながらキノコ栽培を始めました。キノコ栽培を始めたのは、中学1年生103人です。この活動は、学校がある才(さい)公山(くやま)の地形を利用した環境学習を行おうと今年初めて行われました。指導にあたったのは、竹の粉をキノコ栽培に利用し、成長を早める研究を行っている清心女子高校2年の生徒17人です。生徒は、8・5ミリの穴をおよそ40個開けたコナラのほだ木に種(たね)駒(ごま)と呼ばれるシイタケの菌を繁殖させた木片をゴム製のハンマーで叩いて植え付けていきました。シイタケの菌を植え付けたほだ木は、菌を定着させるため校内の山の斜面に設置しました。今後、梅雨の前に菌を繁殖させるためにほだ木の設置場所を移し変え秋の収穫を待ちます。
(取材日)3月13日
(取材場所)清心中学校清心女子高校
(倉敷市二子)