玉野市東部の上山田(かみやまだ)地区では住民一人ひとりの自主防災意識向上を目的に防災体験会が開かれました。
午前9時に防災無線のサイレンが鳴らされると、地域住民は今回の訓練の避難場所とした養護老人ホーム和楽園の運動場に集まりました。
参加者は3つのグループに分かれ、起震車を使って2004年に発生した新潟県中越地震や、南海トラフ地震を想定した震度6強の揺れを体験しました。
また、玉野消防署員が水消火器を使った消化方法や、AEDを使った救命処置の指導を行い、参加者は 実際に機器を使って消火や救命処置を体験しました。
この防災体験会は、上山田地区自治会が住民の防災意識を高め万が一の際に地域の安心・安全を確保することができるよう今回はじめて企画しました。