玉野市の宇野港フットサルコートで19日、小学生を対象にしたブラインドサッカーの体験教室が開かれました。
体験会には玉野市内のサッカーチームに所属する小学生25人が参加し、岡山のブラインドサッカーチーム「岡山DEVIL BUSTERS」の選手や監督が指導に当たりました。
ブラインドサッカーは鈴の入った音の出るボールを使い、視覚障がい者と健常者が同じフィールドでプレーすることのできるユニバーサルスポーツです。
視力の差を公平にするためキーパーと相手ゴール裏から指示を出す
選手以外のフィールドプレーヤーは全員アイマスクを着用することになっています。
ボールを使った体験の前にアイマスクをして指示してもらいながら
コート内を歩いて回りました。
また、目隠しをした人に言葉だけで見本通りのポーズをさせるゲームをして、声だけで指示を伝えたり、目が見えない状態で動くことの
難しさを学びました。
そのあと実際にボールを使って、ドリブルやパスの練習をしました。
子ども達は音だけを頼りにプレーする難しさに戸惑いながらもお互いに声を掛け合いながらブラインドサッカーの魅力に触れていました。
この体験教室は、玉野市サッカー協会が岡山DEVIL BUSTERSと連携して、はじめて開催したものです。
玉野市サッカー協会は今後、施設の整備やブラインドサッカーの普及活動を行い、玉野市での全国大会開催を目指します。