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総社市名誉市民 高木聖鶴さんお別れの会

2月24日に亡くなられた総社市の名誉市民で書家の高木(たかぎ)聖鶴(せいかく)さんのお別れの会が開かれました。

書家 高木聖鶴。本名 高木郁太さんは、大正12年に今の総社市真壁に生まれました。昭和22年、24歳のとき書家の内田鶴雲に師事し、かな書家の道を歩みました。昭和25年に日展初入選を果たすと昭和48年の日展で特選平成3年に内閣総理大臣賞受賞、平成7年の日本藝術院賞を受賞し、平成18年83歳のとき文化功労者に選ばれました。90歳の卒寿を迎えた平成25年に岡山県在住者として初めての文化勲章を受章しました。美しく気品ある仮名芸術を追求し93歳の生涯に幕を下ろした高木聖鶴さんのお別れの会には、書道、教育、文化関係者や総社市民など約800人が参列しました。お別れの会では、総社市の片岡聡一市長が独自の書風で日本の書道界の頂点に立った高木聖鶴さんの功績を称えお別れの言葉を述べました。続いて、総社商工会議所清水男会頭と総社市文化協会小鍛冶元慎会長が順に弔辞を述べ郷土の誇り高木聖鶴さんへ敬意と感謝の気持ちを伝えました。そして、自然を愛し、ふるさと総社を愛し、謙虚な心を持ち続けた高木聖鶴さんへ参列者全員が花をたむけ別れを告げました。最後に遺族を代表して長男で書家の高木聖雨さんがお礼の言葉を述べ亡くなる2週間前まで筆を持ち続けようとした書家の気概を紹介し、高木聖鶴さんが好きだった道元禅師のうたが絶筆になったと、話しました。


高木聖鶴さんお別れの会
取材日 2017年3月21日(火)
総社市民会館(総社市中央)
  • 放送日:2017/03/21(火)
  • 担当者:中塚美佐子
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