岡山県立大学で卒業式が行われ、学生たちは新たな生活への希望を胸にキャンパスを後にしました。
今年度、岡山県立大学を卒業したのは保健福祉学部、情報工学部、デザイン学部の学部生384人、大学院の博士前期・修士課程82人、博士後期課程4人の470人です。式ではそれぞれの学部・研究科の代表者が辻英明学長から学位記を授与されました。辻学長は式辞で、目まぐるしい産業技術の進歩や、昨今の大企業の不祥事に触れ、「謙虚に学び続け、全体を俯瞰して物事を判断する大局観を養いながら、充実した人生を送られることを願っています」と卒業生を激励しました。卒業生代表の答辞では、情報工学部スポーツシステム工学科の藤岡浩平さんが、4年間で出会った友人たちへの思いを語りました。卒業生は式が終わると、部活やサークルの後輩たちに出迎えられ、共に学生生活を過ごした仲間との別れを惜しんでいました。