岡山県の希少野生植物に指定されているミズアオイの種まきが倉敷川沿いの自生地で行われました。
倉敷市八軒屋(はちけんや)の小瀬戸橋下流の倉敷川河川敷は、岡山県内唯一のミズアオイの自生地です。30年前に自生するミズアオイが発見されて以来保護活動が行われています。10年ほど前からは、倉敷市や倉敷市立自然史博物館友の会が主催して毎年春に種をまく会を開いています。今年も、友の会の会員など約30人が集まり、0・5ミリほどの小さなミズアオイの種をひとつまみ手のひらに取り湿地にまいていきました。
【インタビュー】倉敷市立自然史博物館友の会榎本 敬会長
なお、種まきに先立ってミズアオイが自生する倉敷川沿いの自然に親しむネイチャーゲームが行われ参加者たちは、土筆やカエル、テントウムシカワニナなどの動植物の観察を楽しみました。
ミズアオイの種まき会
2017年3月26日(日)
倉敷川小瀬戸橋南河川敷(倉敷市八軒屋)