去年、燃費不正問題が発覚した三菱自動車工業の益子修社長が総社市を訪れ、市内の部品メーカーでつくる「協同組合ウイングバレイ」の代表と意見交換会を開きました。
意見交換会には、三菱自動車工業の益子修社長をはじめ、協同組合ウイングバレイの晝田眞三理事長、片岡聡一市長などが出席しました。非公開で行われた話し合いではウイングバレイ側から日産傘下入り後の不安や今後のビジネスチャンスについて意見や要望が出ました。
【インタビュー】三菱自動車工業株式会社益子修社長
協同組合ウイングバレイ晝田眞三理事長
意見交換会の後には、新しくなった総社市の予約式乗り合いタクシー「雪舟くん」のお披露目式が行われました。平成23年のスタート以来使用されていた車両が老朽化したことから、三菱支援の一環として今回三菱自動車の「デリカD5」に更新されたものです。1台5人まで利用可能で、全9台あります。三菱自動車から総社市へ寄付された企業版ふるさと納税500万円のうち、150万円が今回の車両購入費に充てられています。
【インタビュー】総社市片岡聡一市長
なお新車両の「雪舟くん」は、4月17日から運行を開始します。