児島の名所旧跡などを舞台に「モンカーダこじま芸術祭」が始まりました。
美術作品の展示のほか、4日(土)には演劇とダンス、音楽が一つになったイベントが行われます。
「スーパーテアトロ」と銘打ったこのイベントは倉敷市出身の演出家、ミュージシャン大西千夏さんが脚本、演出を担当。泉鏡花の幻想小説の名作「高野聖」をベースに由加の山中を旅する聖=僧の不思議な出会いを描きます
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【インタビュー】大西千夏さん
僧を演じるのは、岡山市出身の俳優で殺陣師でもある大岩主弥さんです。リハーサルでは激しい立ち回りを繰り返し、大西さんの細かい指導に一つ一つの動きを確認しながら時折、アクロバティックな動きで答えます。僧を惑わす妖しい美女にはロシア人のベリーダンサーナタリアさんが扮します。大岩さんのアクション演技とナタリアさんのダンスパフォーマンスが大きな見所となりそうです。
音楽は情熱かつ官能的なサウンドで人気上昇中のジュスカ・グランペールが生演奏で舞台を盛り上げます。
【インタビュー】大岩主弥さん
モンカーダこじま芸術祭のスーパーテアトロ「アル・モンジュ・ダ・コーヤ」は3月4日(土)午後1時から倉敷市児島由加の由加神社・由加山会館で上演されます。