大原美術館の平成29年度事業説明会が開かれ今年度の企画展の内容などが発表されました。
今年度の主な事業としては、大原美術館の礎となる作品収集にあたり、洋画家として優れた作品を描いた児島虎次郎のコレクションテーマ展「児島虎次郎とベルギー」が7月から開催されます。児島虎次郎が収集したベルギー人作家の作品と、児島虎次郎がベルギーに滞在していた時に描かれた作品に焦点を当てた作品展です。また、倉敷アイビースクエアの改修に伴い、児島虎次郎記念館が今年の12月末で休館することが決まりました。そして、大原美術館の大原あかね理事長から2020年11月開館を目指して、旧中国銀行倉敷本町出張所を大原美術館の新たな展示館にすることが発表されました。仮称「新児島館」と名付けた新しい展示館には、現在の児島虎次郎記念館に収蔵されている作品を展示する予定です。現在は、改築へ向け調査中ということです。