倉敷市鷲羽山周辺の海岸で海の生き物を観察するイベントが開かれました。
このイベントは、瀬戸内海国立公園の豊かな自然を知ってもらおうと、NPO法人鷲羽山の景観を考える会が毎年開催しています。今回は倉敷市内外から80人が参加しました。最初に鷲羽山ビジターセンターで、講師の洲脇清さんから、どのような生き物がいるか説明を受けた後、下電ホテルのそばにある大浜海岸に移動して、生き物を探しました。多く生息するポイントは、日の当たらない石の下や岩の割れ目、水の溜まったところです。参加者はワカメなどの海草や貝、カニ、ヒトデなど、さまざまな生き物を見つけていました。中には、ホヤの仲間であるマンジュウボヤといったものも出てきました。このほか、岩場にくっついているカメノテという生き物の試食もあり、参加者は楽しみながら海の生き物について学んでいました。