倉敷市の玉島消防署は、4月28日午後1時頃、真備町箭田で発生した建物火災で初期消火活動を行って延焼を食い止めた高校生2人を表彰しました。
火災に係る一般協力者表彰を受けたのは、倉敷市立真備陵南高校4年生の遠藤正樹さんと同じく福重大也さんの2人です。二人は、4月28日の午後1時頃帰宅途中の井原線吉備真備駅待合室から南東方向の住宅地から黒い煙が上がっているのを見つけ現場に駆けつけて燃えている原付バイクとカーポートへバケツで水をかけて消火に当たりました。迅速かつ機敏な二人の行動が隣の家への延焼を食い止めたとして玉島消防署の原田敦(つとむ)署長から表彰状が贈られました。
【インター】真備陵南高校4年福重大也さん・遠藤正樹さん
なお、火災発生時には風速7~8メートルの風が吹いていて庭先でタケノコをゆでていた残り火がカーポートへ飛び火したものです。
玉島消防署管内では、今年1月から5月28日までに8件の建物火災が発生し
5人が亡くなっています。
玉島消防署・初期消火活動協力者を表彰
【取材日】2017年5月29日
【場所】玉島消防署
【住所】倉敷市玉島八島