総社市の総社もも生産組合では、6月18日から極早生桃「はなよめ」の収穫が始まりました。
岡山を代表する果物「桃」、その中でも、いち早く収穫期を迎えるのが、極早生品種の「はなよめ」です。ひと玉250グラム平均でやや小ぶりですが、甘味が強く、ほんのりと赤みを帯びた姿が可愛らしいと人気です。総社もも生産組合の一人総社市井尻野の村木一裕さんは、8・5アールの畑で「はなよめ」を栽培しています。今年は、花の開花が遅く生育の早かった去年より初収穫は5日遅れとなりましたが、例年並みの収穫期を迎えています。朝5時すぎから 奥さんの康子さんと母親の元子さんと一緒に収獲作業に汗を流しました。総社もも生産組合では、8戸の農家が約10ヘクタールの畑で40品種の桃を生産しています。そのうち、極早生品種の「はなよめ」は、4戸の農家が栽培しており、6月25日ごろまで出荷されます。
【インタビュー】総社もも生産組合・村木一裕さん
総社もも生産組合で収穫された桃は、選果場に集められ色、形、大きさ別に選別し、用途ごとに箱詰めして東京、大阪方面へ出荷されます。なお、今年の「はなよめ」の初出荷量は120キロで、「はなよめ」に続いて6月末ごろからは、早生品種の武井白鳳、日川白鳳などの収穫が始まります。
総社もも生産組合極早生桃「はなよめ」収穫始まる
【取材日】2017年6月19日
【場所】村木一裕さんの桃農園
【住所】総社市井尻野