倉敷市児島地区青少年を育てる会は、夏休み恒例の中学生を対象にした普通救命講習会を開きました。
中山体育館で開かれた普通救命講習会は、「命の大切さ」を知ってもらおうと児島地区青少年を育てる会が毎年夏休みに開いているものです。15回目となる今年は、児島地区5つの中学校から1年生250人が参加しました。講習会では、倉敷市消防局の救急救命士や消防署員25人が心肺蘇生法やAEDの使い方などを指導しました。意識不明で倒れている人が心肺停止状態になっているという想定で中学生は、人形を使って両掌で胸骨を圧迫する心肺蘇生法や呼吸の通り道・気道を確保して肺へ空気を送り込む人工呼吸の方法を実際に体験しました。
普通救命講習では、AEDの使い方や熱中症対策についても教わり 参加した中学生は、人の命を守る、誰かを助けることの大切さを再認識した様子でした。