岡山県大正琴愛好会の35回記念の演奏会が倉敷市民会館で開かれました。
35回目を記念した演奏会には、倉敷、岡山市などの教室生を中心に、総勢400人が日頃の練習の成果を発表しました。午後の部のグループ別演奏では、ジャズや教室生が青春時代に聞いていた歌謡曲などバラエティに富んだジャンルの音楽を披露し、大正琴の郷愁を誘う音色を会場いっぱいに響かせ、観客を魅了していました。岡山県大正琴愛好会は、昭和57年に琴城流岡山県大正琴愛好会として発足。浅口郡里庄町を本部に岡山県内をはじめ、長野県、鹿児島県奄美大島などに支部を持ち、現在2000人あまりの会員を数えます。教室生の平均年齢は75歳で、70代後半から80代の生徒が趣味の大正琴を楽しんでいます。
地域のお祭りだけでなく、デイサービスセンターなどの福祉施設での慰問演奏も行っています。