夏休みの小学生を対象にした「水島コンビナート環境学習ツアー」が行われ、工場見学と企業の環境対策などを学びました。
この環境学習ツアーは、水島コンビナートの環境への取り組みを知ってもらおうと去年からみずしま財団が開いています。今年は、14組、35人の親子が参加しました。JFEスチール西日本製鉄所を訪れた親子は、鉄が作られる仕組みや環境対策について説明を受けました。JFEは1トンの鉄を作るために100トンの水を使用しますが、水の97%はリサイクルしているそうです。また、敷地内に48万本の木を植え、工場や車の排ガス対策に努めています。工場見学で厚板工場を見学した児童たちは真っ赤になった鉄の板が延ばされていく所を目の当たりにし、その迫力に圧倒されていました。そのほか、下水汚泥や廃プラスチックなどのゴミ処分場を見学するなど、水島コンビナートの環境への取り組みに理解を深めていました。