倉敷市児島出身の分子生物学研究者で京都大学大学院教授の森 和俊さんが三木記念賞を受賞しました。
岡山市北区のルネスホールで開かれた授与式では、伊原木隆太県知事から三木記念賞の賞状とメダル、賞金が贈られました。森教授は、生物の細胞内のたんぱく質が修復される仕組みを解明しました。糖尿病やパーキンソン病などの予防や治療法開発への応用が期待されています。また2014年に、アメリカの医学界最高の「ラスカー賞」を受賞するなど世界で高い評価を受けるとともに郷土の人材育成に尽力するなど文化・学術の振興に貢献したことがこの度の受賞となりました。故・三木 行治・岡山県知事の業績を称えて創設された三木記念賞は今年で50回目を数え、225人が受賞しています。