倉敷芸術科学大学で 小学生が体験しながら 科学について学ぶイベントが開催されました。
この取り組みは、倉敷南ロータリークラブが社会奉仕の一環として、地元の倉敷芸科大を 近隣の小学生に知ってもらおうと去年から行われています。
参加したのは、倉敷市立連島西浦小学校の4年生40人です。
初めに、倉敷南ロータリークラブの萩原邦章会長が、「今日は大学生になったつもりで 実験を楽しんでください」と挨拶、4つのグループに分かれて芸科大の教員や学生の指導で科学の体験授業を行いました。
重曹とクエン酸を混ぜて色と香りを加え、泡が出る入浴剤「バスボム」を作る実験のほか、砂糖についての授業では、溶けて液体になったザラメが遠心力で飛び出し、冷えて糸状になるという綿菓子を作る原理を学び、実際に綿菓子を作りました。
そのほか、手足の古い角質を食べ 、美容などに使われるドクターフィッシュの体験や、香りつきのクリームを作る実験を行い、参加した児童は 芸科大の教員や学生の話を聞きながら、 実験を楽しんでいました。