マスカットの収穫期を迎え、倉敷市船穂町ではワイン用マスカットの栽培を手伝った「援農隊」の労をねぎらう収穫祭が開かれました。
援農隊とは、ふなおワイナリーのワインの原料である「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の栽培を手伝う農業ボランティアのことです。毎年、船穂農業公社が募集しており、今年は参加1年目から3年目までの合わせて46人が参加しました。参加者は、4月27日から8月17日までのうち1人4日間、芽かきや誘引、間引き作業などを手伝いました。この日は、それぞれの試食用のマスカットを収穫しました。愛宕山研修圃場では今年も糖度17度から18度の甘くておいしいマスカットができたということです。マスカット収穫の前には、式典が開かれ、援農隊員と3年以上ボランティアに参加している別動隊員に船穂農業公社から記念品が贈られました。
なお今年は、およそ3トンを収穫予定で、9月中旬にふなおワイナリーへ出荷されます。