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大原美術館ARKO作家・水野里奈展

若手作家の支援などを目的に大原美術館が2005年から取り組んでいるアーティスト レジデンス プログラムARKO(アルコ)の招聘作家として今年、倉敷で3カ月間絵画制作を行った画家水野里奈さんの作品が完成し展覧会が大原美術館で始まりました。

ARKO作家として倉敷市酒津の洋画家・児島虎次郎の旧アトリエ「無為村荘」で今年6月から滞在し、絵画制作を行ったのは、愛知県出身の水野里奈さん27歳です。名古屋芸術大学、多摩美術大学大学院で油彩画を学んだ水野さんは、江戸時代の伊藤若冲の水墨画や中東の細密な装飾画などの要素を取り入れた作品で知られ2015年には、日本の若手画家の登竜門とされるVOCA展で奨励賞を受賞しています。今回、倉敷で制作した作品は、120号を4枚組わせた大作をはじめ100号と40号の油彩画4点。倉敷の自然や風景をボールペンで描いたドローイング12点です。「from now on」「ここから」という意味のタイトルがつけられた大作は、水野さん自身の興味をカラフルな色彩で描く一方で、神庭の滝のような巨大な水の流れを水墨画のタッチで表現するなど相反するモチーフを画面一杯に構成しています。
【インタビュー】画家 水野里奈さん
なお、今回、児島虎次郎やセガンティーニの作品から筆遣いなどを学んだというARKO作家水野里奈さんの作品展は11月19日まで大原美術館本館で開かれます。



大原美術館・若手作家支援事業ARKO作家・水野里奈作品展
【取材日】2017年9月12日
【場所】大原美術館
【住所】倉敷市中央
【インタビュー】画家 水野里奈さん

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  • 放送日:2017/09/12(火)
  • 担当者:中塚美佐子
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