ゲストを迎え、10月1日(日)に倉敷で開かれる民俗芸能大会」についてご案内いただきます。
岡山県教育丁文化財課 主事 三島彩恵子さんです。
よろしくお願いします。
倉敷で、開かれる民俗芸能大会とは、どんな大会ですか?
三島)
はい、10月1日の(日)
倉敷市芸文館・ホールで開かれる大会は、
「第59回中国・四国ブロック民俗芸能大会」といいまして
昭和34年(1959)から毎年、中国・四国ブロックの
各県が持ち回りで開催しています。
岡山県で行われるのは9年ぶりとなります。
中国・四国地方の貴重な民俗芸能を
広く県民の方々に知っていただき
民俗芸能の保存と伝承に役立てることを目的にしています。
どんな民俗芸能の団体が出演するのですか
三島)
中四国の9つの県から10団体が出演します。
岡山県からは倉敷市の「鴻八幡宮祭りばやし」と
津山市の「高田神社獅子舞」が出演します。
鴻八幡宮の祭りばやしでは、去年の祭りばやし発表会で優勝した「岡熊」ばんじりのみなさんが伝統のしゃぎりを演奏します。
そのほか、島根県から「津和野踊」、
徳島県から「阿波人形浄瑠璃」などが出演し、
神楽や踊り、芝居といった
特色ある様々な民俗芸能を鑑賞することができます。
中四国地方の民俗芸能を一度に楽しむことができる
貴重な大会ですね。
三島)
そうですね、幕間(まくあい)では、それぞれの出演団体の紹介に加え、民俗芸能の由来や継承についての話も聞くことができます。
いずれも、国指定や各県指定の重要無形民俗文化財です。
今回出演する、倉敷市の「鴻八幡宮祭りばやし」も
津山市の「高田神社獅子舞」もともに岡山県の重要民俗文化財です。
ちなみに岡山県には国指定重要無形民俗文化財は4件
県指定重要無形民俗文化財は33件あります。
本当に、普段はあまり触れる機会のない民俗芸能に
出会える素晴らしい大会ですね。
では、三島さん 改めて大会に日時などをお知らせください。
三島)
中四国9県の民俗芸能の饗宴です。
9年に一度岡山県で開催されます。しかも今回の
「第59回中国・四国ブロック民俗芸能大会」は
倉敷市の芸文館ホールを会場に
10月1日(日)の午前10時から開催されます。
開場は午前9時半となっています。
入場は無料で事前申し込みも不要です。
伝統を受け継ぐ各団体の熱演をご覧いただき
素晴らしい民俗芸能に親しむ機会にしていただければと思いますので
ぜひご来場ください。
岡山県教育庁文化財課の三島彩恵子さんに
10月1日倉敷市芸文館ホールで開催される
第59回中国・四国ブロック民俗芸能大会について
ご案内いただきました。ありがとうございました。