今年12月末に閉館する児島虎次郎記念館で津久井利彰さんの作品展が始まりました。
津久井利彰さんは埼玉県浦和市、今のさいたま市に生まれ、東京芸術大学美術学部で油絵を学んだあとフランスにアトリエを構えて創作に打ち込んでいます。作品は絵画と彫刻合わせて25点です。絵画は絵具を塗り重ね、そぐ作業を行い、この作品展に合わせて手を加えたものだそうです。長年フランスを拠点に活動してきた津久井さんの作品と児島虎次郎の作品を並べて鑑賞できるようにしています。
津久井利彰さんの作品展「はじまりを求めて」は児島虎次郎記念館を主会場に大原美術館本館・分館とあわせて今年12月27日まで開催しています。