倉敷市児島琴浦地区の鴻八幡宮で例大祭が行われました。
鴻八幡宮では毎年10月第二土曜日・日曜日に例大祭を行っています。今年も五穀豊穣や地域の安全無事を祈願しました。祭典に続いて御神体を載せた神輿は氏子町内を巡幸しました。巡幸は上の町・下の町の西回り、田の口・唐琴の東回りを毎年、交互で行っていて今年は田の口・唐琴の東回りで巡幸しました。また、神賑わいとして行われるだんじりと千歳楽の宮入には今年も氏子町内19地区が参加し祭りを盛り上げました。だんじりは鴻八幡宮の参道となっている傾斜16度80メートルの急坂を県の無形民俗文化財に指定されている祭囃子「しゃぎり」を演奏しながら上っていきます。引き綱を持つ氏子たちはだんじりを引っ張りながら綱を持ったままぶつかり合う練りを楽しむなど例大祭を通して地域の絆を強めていました。なお、KCTでは今年も会場からおよそ11時間にわたって生中継で例大祭の熱気を放送しました。