青少年健全育成を目的にした倉敷ライオンズクラブ主催のチャリティイベント「倉敷現代工芸秀作展」が、倉敷市本町のギャラリー十露で始まりました。
倉敷現代工芸秀作展は今年で37回目を迎え、初日にセレモニーが行われました。主催する倉敷ライオンズクラブの岡本良夫会長をはじめメンバーや来賓の井上正義倉敷市教育長が出席し、テープカットして開幕を祝いました。会場には、倉敷・岡山ゆかりの美術・工芸作家を中心に70人の130点が展示されています。地元ではおなじみの民藝品や、陶芸作家の極みの一品など、見ごたえあるラインナップです。倉敷出身の女流書道家中塚翠涛さんの書や、日本画家・佐々木経二さんの色紙など、全国で活躍する作家の品もあります。また、かな書家の高木聖鶴さん、写真家の中村昭夫さんの遺作も貴重です。なお展示作品はすべてチャリティで販売されていて、15日までに最も高い値段を付けた人が落札できます。そして、運営経費を除く売り上げの全額を、来年1月6日に倉敷ライオンズクラブが開催する「ファジアーノ岡山サッカースクール」の事業資金に充てるということです。