倉敷市立琴浦北小学校で上方落語鑑賞会があり、児童が伝統芸能のおもしろさに触れました。
琴浦北小学校を訪れたのは、倉敷市出身の落語家 桂小鯛さんと同じく倉敷市出身でお囃子と呼ばれる三味線弾き はやしや律子さんなど3人です。この芸術家派遣事業は、古典芸能をより身近に感じてもらおうと倉敷市と倉敷市文化振興財団が主催して行っています。児童たちは、落語の歴史や技法などについて聞いたあと、高座に上がって落語独特の扇子や手ぬぐいを使った仕草を体験しました。手拭いをティッシュに見立てて鼻をかむ仕草や扇子を箸にしてうどんをすする仕草など幅広い落語の表現を楽しみました。また、落語家が高座に上がるときにかかる出囃子を紹介しました。三味線や太鼓などを使って幽霊が現れるときの効果音などを聞かせ、子どもたちと一緒に実演していました。