倉敷市は５０周年記念として都市景観絵画展を開催しています。
都市景観絵画展は倉敷市が美しいまちづくり推進の啓発活動として毎年、市内の小中学生を対象に作品を募集・展示するものです。今年は「一輪の綿花から始まる倉敷物語」というストーリーが文化庁の日本遺産認定を受けたことからテーマを日本遺産としました。応募された作品は日本遺産認定の構成要素となったアイビースクエアや倉敷考古館大原美術館などの建物、素隠居やバラ寿司といった倉敷の文化などが児童生徒の視点で描かれています。応募総数１８８点のうち小学生の部の倉敷市長賞・最優秀賞には粒江小６年押木浩太郎くんの作品「玉島のコットンロード」が選ばれました。押木君は玉島での綿摘み体験、その時に見た瀬戸内海や玉島の街並みを表現しました。また、中学生の部の倉敷市長賞は光の具合で備前焼の色合いが変わる味野中３年原田若菜さんの作品「由加神社備前焼大鳥居」が選ばれました。このほか会場には優秀賞、入選作品あわせて３５点が展示されています。会期は今月２７日までです。
