倉敷市内の小中学生を対象に行われた「図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式が倉敷市立中央図書館で行われました。
このコンクールは、子どもたちに地元・倉敷の魅力を再発見するとともに郷土愛を育んでもらおうと倉敷市立図書館などが初めて開催しました。今回は、小学生の部105点、中学生の部153点の応募がありました。冊子にまとめた作品は、図書館で調べるとともに現地へ足を運び、実際に地域の人に話を聞くなどした手の込んだ力作が多かったということです。審査の結果、優秀賞2点、優良賞4点、奨励賞など5点が選ばれ、表彰式が行われました。式では、倉敷市立中央図書館の吉田守館長などから、入賞者へ表彰状と記念品が贈られました。優秀賞に選ばれたのは藤戸町についての丁寧な取材と地元を思う気持ちが溢れていた天城小5年の藤村悠季さんと、瀬戸大橋について調査過程の感想を記すとともに橋ができてよかった点と悪かった点の両方を取材していた清心中1年の佐藤杏梓さんの二人です。また、KCT倉敷ケーブルテレビ賞には、味野中1年の向井詩乃さんが選ばれました。なお、入賞作品は11月15日(水)まで倉敷市立中央図書館に展示されています。