倉敷杯近県空手道選手権大会が、JFE体育館で開かれ、400人あまりの選手が熱戦を繰り広げました。
この大会は、倉敷市体育協会空手道部が毎年、秋に開催しています。57回目の今年は、東は関東エリア、西は九州エリアまで、岡山県内外の66団体433人が出場しました。開会式では、大会実行委員会の内田二三夫副会長が「最後まで正々堂々とあきらめず全力を出し切ってほしい」と激励しました。選手を代表して、倉敷市の亀龍園空手道部の米山英弥さんが、力強く宣誓しました。試合は団体戦と個人戦の組手で、小中学生、一般、40歳以上のマスターズと、それぞれの部門に分かれて、トーナメント方式で優勝を争いました。また、この大会の一般の部では、高校・大学・実業団が混ざって対戦します。上段蹴りを3ポイント、中段蹴りを2ポイントなどとして、制限時間のうちで得点の多いほうを勝ちとします。選手たちは集中して試合に取り組み、蹴りや突きなど有効な技が決まると、チームメートや観客から歓声が上がっていました。