倉敷商店街が大原美術館の名画を題材に募集していたアートコンテストの審査会が行われ、入賞作品30点が決まりました。
審査会には、倉敷芸術科学大学の児島塊太郎副学長など12人が出席し、応募作品110点の中から良いと思う作品に印をつけていきました。倉敷商店街では、絵を見る楽しさ、絵を描くことの楽しさを知ってもらおうと年に一度アートコンテストを開催し今回で5回目となります。募集した作品は児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」や「睡れる幼きモデル」など5つの作品を題材に自由な発想で描いたものです。
審査の結果、最優秀のグランプリには「ベゴニアの畠」を題材に描いた倉敷市のクラーク記念国際高等学校3年、津村郁斗くんの作品が選ばれました。
また、金賞3点には茶屋町小5年、秋山剛毅くん、茶屋町小3年、山本さえさん、遍照保育園年長向川ふたばさんの3人が選ばれました。
特別賞10点のうち、KCT賞には第二福田小4年、山本凜さんが決まりました。
入賞者の表彰式は今月19日の倉敷三斎市で行われるほか、応募作品は17日から12月31日まで倉敷商店街に展示されます。