倉敷市PTA連合会は、今年度の研修大会を倉敷市芸文館で開きました。
これまでの研修大会では、保護者を対象にした講演会を開いていましたが、今年初めて、午前と午後の二部制にして、親子で楽しめる芸術鑑賞をプログラムに加えました。午前中は幼稚園の保護者と児童を中心に350人が出席し、最初に倉敷市公立幼稚園・こども園PTA連絡協議会の山下和彦会長が、「研修大会を通じて親子の会話を増やすきっかけにしてほしい」と呼びかけました。続いて、国内外で活動する「劇団影法師」による影絵が上演されました。プロの芸術に触れ、親子で豊かな感性を育むのが目的です。特に、出演者が身体全体を使ってスクリーン上で表現する演目「人間影絵」が見所で、子どもたちはさまざまに変化する影絵の世界に目を輝かせていました。またロビーでは、倉敷市内のPTA新聞の優秀作品が展示されたほか、午後からは講演会が開かれ、「ビリギャル」で知られる小林さやかさんが、児童生徒のやる気の引き出し方について話しました。