身体障害者や介護が必要な高齢者の自立を助けるために特別に訓練された犬介助犬への理解を深めてもらおうと総社東小学校で授業が行われました。
介助犬がどんな働きをする犬なのかを学ぶ授業には、総社東小の4年生54人が参加しました。講師には、今年の2月から岡山県で初めて介助犬のサポートを受けることになった岡山市の藤原智貴さん43歳を迎えました。8年前、藤原さんは、サーフィンの練習中に首の骨を折り、胸から下と手の指先が動かせなくなり車椅子での生活を送っていました。しかし、身体障害者の日常生活をサポートする介助犬の存在を知りラブラドルレトリバーの雄3歳の介助犬「ダイキチ」と出会ってからは、携帯電話を持ってきてもらったり服を脱がせてもらったりしています。授業では、介助犬の役割について動画で紹介したほか実際に介助犬の「ダイキチ」に床に落ちた名刺や10円玉を拾い上げてもらったり、携帯電話を探し出して藤原さんの手元に届けるまでの様子を見てもらいました。
【インタビュー】児童は
全国屈指の福祉先駆都市をめざす総社市では、比較的認知度の低い介助犬への理解と普及啓発を目的に小学校での授業を企画したもので来年1月には秦小学校でも行われる予定です。
総社東小の4年生身体障がい者介助犬の授業
【取材日】2017年12月12日(火)
【場所】総社市立総社東小学校
【住所】総社市南溝手
【インタビュー】児童は