岡山県内の作家の新作を中心に展示した新春恒例のアートプロムナードがギャラリー倉敷で開かれています。
ギャラリー倉敷では気軽にギャラリーに立ち寄ってもらおうと県内の作家を中心に絵画や陶芸などの作品の展示を行っています。今年も個性が全く異なる7人の絵画、ガラス、陶芸の作品が並びました。備前焼の木村玉舟さんはデニムの染料インディゴを使った海の生き物を展示しました。動き出しそうなタコや跳ねるチヌなど生命力を感じさせます。また、児島在住の作家、西村眞さんは花や子どもの様子をアクリル画で表現しています。尾形光琳の紅白梅図屏風を思わせる作品には子ども2人を風神雷神と見立てて描かれています。また、額も手作りで額縁を含めたすべてが作品となっています。このほか倉敷市在住の切り絵作家の辻さんは藤の花と鳥を模った黒の紙を複数のガラスに挟んだ立体的な作品を展示しました。作家の個性が光るアートプロムナードは倉敷市中央のギャラリー倉敷で21日(日)まで開かれています。