倉敷市の新渓(しんけい)園では、新春恒例のかるた会が開かれました。
日本の伝統文化のひとつ「かるた」に親しみ参加者同士の親睦を深めてもらおうと、毎年、新春の新渓園で開かれます。倉敷市文化連盟と昭和42年発足の「倉敷かるた会」などが主催する新春かるた会は、51回目を数えます。今回も、岡山県かるた協会の運営により「百人一首かるた」の競技会が開かれました。新渓園の大広間には、倉敷市はもとより香川、広島など県内外の愛好者約80人が集まりました。初心者でも楽しめる散らし取りの部では、小学1年生から70代までが12のグループに分かれ畳の上にランダムに並べられた札を取り合いました。参加者は、百人一首の下の句が書かれた札を輪になって囲み、詠み手が上の句を読み上げると素早く、手を伸ばして札を獲得していました。なお、あらかじめ用意された懸賞札を取った人にはラッキー賞が贈られました。
また、1対1で50枚のカルタを取り合う「競技かるた」の部では、全日本かるた協会競技規定により二段以上のA級からD級までの階級別に勝ち抜き戦が行われました。上の句が読み上げられると瞬時に札を奪う集中力と瞬発力が試される競技かるたの部には、高校や大学の競技かるた部の学生も参加していて日ごろの練習の成果をぶつけていました。
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