玉野市は平成30年度の当初予算案を発表しました。
玉野市の平成30年度一般会計当初予算案は220億2000万円で前の年より0・9%、2億円減額となりました。新年度の重点施策には「新たな総合計画の策定」、「人づくりの推進・教育の充実」、「公共施設の再編整備」など10項目を挙げました。主な事業では現在稼働中の東清掃センターの施設修繕や炉の整備に1億5000万円、玉野市総合体育館、玉野市民総合運動公園の管理業務委託に9200万円、今年4月新設する玉野商工高校機械科の施設整備や管理運営におよそ1700万円、イノシシなど鳥獣被害対策に2700万円などを計上しました。また、公共交通については交通弱者やデマンドタクシーの利用補助、シーバス車両1台を乗り降りしやすいノンステップバスに更新する費用などに7100万円を盛りました。そして、市民の生活の足である定期路線バスの維持に向けては「関係機関への呼びかけなどスピード感を持って取り組みたい」とも話しました。一方、歳入の市税は個人・法人市民税や固定資産税の増収を見込み、全体で1.5%増の77億5800万円を計上しました。新年度当初予算案や条例改正案などは2月28日(水)に開会する市議会定例会で上程・審議されます。一般質問は3月6日(火)から始まります。