薬を調剤する機能を搭載し、災害現場にも駆けつける特別な車両「動く薬局」などとも呼ばれる緊急薬剤師カーを総社市の調剤薬局がこのたび岡山県内では初めて導入しました。
総社市を拠点とする有限会社アイ薬局は、医薬品や分包機、注射剤を製剤処理するための無菌装置など搭載し、薬の調剤作業ができる「イマージェンシー・ファーマシスト・ビークル」=「緊急薬剤師カー」災害救援調剤薬局車両を岡山県内の民間企業として初めて導入しました。
【インタビュー】アイ薬局・村木理英社長
アイ薬局が導入した緊急薬剤師カーは、大学病院で使われていたドクターカーを改造したもので薬を調剤する装備だけでなくソーラー発電機、バッテリー、ポータブル発電機、ウォータータンク、冷蔵庫などを搭載しており、電気や水が使えない時でも必要な薬を提供することができます。緊急薬剤師カーの運用は3月から始め、通常では、薬剤師への理解を深めてもらう啓発活動や薬剤師を目指す学生のための研修などに活用したい考えです。
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