「高梁川流域連盟」が企画する高校生の絵画展が倉敷市立美術館で開かれています。
「流域高校生絵画展」は高梁川流域に住む人の連帯意識を高め、文化の向上を目的に活動を展開する「高梁川流域連盟」が毎年開催しています。展示しているのは流域にある倉敷、総社など7つの市と3つの町に住む高校生の作品です。18回目の今年は16校から131点が寄せられました。作品のテーマは自由です。
水彩画、油彩画、デッサン、デザインなど様々なジャンルの作品が並びます。流域連盟の役員や県の高等学校教育会美術部会などが審査しました。倉敷天城高校一年の松本永遠さん、三年の海老美里さんなど特選5点を含む39点の入賞作品を選びました。審査にあたった倉敷工業高校美術担当の大前和之さんは寄せられた作品全体について「授業で描いたものや小さなサイズの作品の中にも目を見張る素晴らしい作品がありました。会場で作品が展示され人の目に触れる経験が今後の皆さんの制作に活かせると思います」と講評しています。
流域高校生絵画展は今月11日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。
10日午前10時からは美術館で入賞者の表彰式が行われます。