両備グループの小嶋光信代表は昨日14日、倉敷や玉野など4市の市長とともに会見を開き、中国運輸局に出していた路線バスの廃止届を今週中に取り下げる、と発表しました。
記者会見には、両備グループの小嶋代表をはじめ路線バスの廃止対象になったエリアの伊東香織倉敷市長、黒田晋玉野市長など4市の市長が出席しました。
小嶋代表は、バス路線の廃止届取り下げについて次のように説明しました。
廃止届の撤回表明を受けて、伊東倉敷市長は、「市民の足が確保され安堵している」とコメントしました。また、8路線が廃止の対象になっていた玉野市の黒田市長は、「他市との協力が無ければ廃止届取り下げには至らなかった」と述べました。両備グループは今後、国の地域の公共交通政策を見据えながら関係各市と協力して地域交通の維持を図っていきたいとしています。